「ことのは」は盛岡みなみ教会が地域に配布しているニュースレターです。
「ことのは」とは言葉という意味です。
神さまのことばである聖書を、
普段の生活と結びつけて読んで頂ける様に
との祈りをこめています。

クリスマスがやってくる??
2011年12月26日
すべての人を照らす、そのまことの光が世に来ようとしていた。 ヨハネの福音書 1章9節
《特別な日にしたい》
この冬もクリスマスがやって来ました。興味深いことに、「クリスマスを獲得する」とか「クリスマスをたぐりよせる」などとは言いません。ラジオでもテレビでも「クリスマスの季節がやって来ます」とか「クリスマスが到来しました」と表現します。
今年は特に、私たち岩手在住の者にとって、深い悲しみと傷に直面しながら過ごして来た年でした。けれど、このような年であっても、クリスマスは変わらずすぐそこまで来るのです。つまり、私たちがどのような状況にあっても、毎年クリスマスは訪れるということです。これは、大きな恵みではないでしょうか。
だって「クリスマス、おめでとう」の響きだけで心が豊かにされます。クリスマスを想像するだけで、何か特別な日にしようと考えている自分に気づいたりもします。
クリスマス」は戦場にだって届きます。普段、殺伐とした空気に満ちているその場所にも、ひとたびクリスマスが訪れると、それぞれ武器を置いて、敵同士が歩み寄り、握手をして、言葉を交わします。毎日がクリスマスだったら、争いや憎しみをしずめようとし、悲しみも打たれた傷も癒そうと、過ごすようになるかもしれません。
《クリスマスはあなたにやってくる》
では、クリスマスのいったい何がそうさせるのでしょうか。それは、クリスマスの持つ本当の意味が教えてくれます。クリスマスはイエスさまの誕生日というのは聞いた事があるでしょう。世界で初めのクリスマスは「イエスという救い主があなたのためにお生まれになります」というメッセージに、心をときめかせた人々が集まり、誕生したイエスさまを囲んで「クリスマス、おめでとう」と祝い合った出来事です。
なぜ、イエス キリストが救い主なのかと言うと、神のひとり子であるお方が天からこの現実の世界に降りて来て、あなたと同じ「人」となられたからです。
クリスマスは天からあなたを見下ろす神ではなく、あなたが味わっている苦しみ、あなたをさえぎっている暗やみに訪れてくださる神がおられることを伝えているのです。
今年もこの古き良きメッセージに変わりはありません。「クリスマス」はあなたに救い主が来られたことを伝えようとしています。この良き訪れを受け取るならば、次のような恵みが注がれてくることでしょう。鬱々としたところに安らぎが与えられる。悶々と怒っていたところに優しさが歩み寄ってくる。どうしょうもないとあきらめていたところに可能性が差し込んで来る。それは、あなたが獲得したものではなく、あなたに訪れるクリスマス、イエスさまからの贈り物です。
暗やみの中にひとすじの希望の光が差し込むように、今年もクリスマスはそっとあなたに近づいています。心から、次の言葉を贈ります。
「クリスマス、おめでとうございます。」
